生まれきてくれて、ありがとう 〜 転座保因者の妊娠・出産・育児の記録 〜

均衡型相互転座発覚から、流産・妊娠・出産・育児の日記

不育症の治療開始

一昨日、再び病院へ。

妊娠反応も陰性に変わり、今日から不育症の原因?と考えられる抗PE抗体IgM陽性の治療を開始します。

 

今日はちゃんと聞いてきましたよ。

私が前回言われた、抗フォスファチジルエタノールアミンIgM抗体(抗PE抗体)の値が高いとは、血栓が出来やすいのだそうです。

胎盤や臍帯は血管の塊で、血液を通して酸素や栄養を赤ちゃんに届けなくてはいけないのが、血栓が出来て血の巡りが悪くなり、赤ちゃんに酸素が行かなくなりその結果流産に繋がるのだそうです。

そういえば2年前に妊娠した時に、胎盤に血が溜まっていると言われた記憶があります。

今思うと、私の血の巡りが悪かったから浮腫があったのかもなぁーと思いました。

先生曰く、治療しないよりはした方が出産には近づけると。私も聞いた限りではそう感じました。が、そこに転座を加えるとどうなのでしょうか?…まぁ、それでも何もしないよりは出産に少し近づけるのかなぁ。

 

処方されたのは柴苓湯(さいれいとう)という漢方薬

効果は、サイトから引用させて頂きます。

 

ステロイド作用のある漢方薬で、小柴胡湯と五苓散の合成です。
小柴胡湯のもつ免疫を整える作用と、五苓散のもつ水毒性の解毒作用を利用し、ステロイド大量療法に頼らずに身体の免疫を抑え、着床しやすく、流産しにくい身体をつくっていきます。

同種免疫異常性不育症の場合は、免疫力を高め、胎児に対する遮断抗体をつくりやすくするために、夫のリンパ球を埋め込み(いわゆる免疫療法)を行いますが、夫側に感染症がある場合は免疫療法はできません。
同種免疫異常性不育症に対しても柴苓湯が効果があるとの報告もあります。
これは柴苓湯が免疫抑制効果だけでなく、免疫力を上げる作用があることを証明しています。

 

この柴苓湯を2ヶ月間服用して、3ヶ月目に入ったらタイミング療法で妊娠を目指します。

妊娠成立したら、出産間際までバファリンを服用するそうです。

 

薬はそれぞれ少なからず副作用があります。柴苓湯の副作用が肝機能の低下があるそうです。まず、この柴苓湯が私の体に合うのかの確認が必要なので2週間服用してみます。

2週間後血液検査をして、何も異常がなければそのまま治療を続けます。

 

費用も聞いてきました!

1ヶ月5千円程だそうです。これくらいなら全然続けられる金額なので安心しました。

 

 

旦那はまだ、そこまでする必要あるかと言っていましたが、今出来ることをしないで後であの時やっていればと後悔はしたくありません。

出来る範囲でやれる事をやりたいと思います。